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大和ハウス工業が建物ごとの
総合災害モニタリングシステムを開発

2024.12.11

大和ハウス工業は、複数の物件における建物ごとの気象や地震の情報を一元管理できる総合災
害モニタリングシステム「DoKo-moni」を開発した。同システムは、リアルタイムモニタリ
ング技術を活用し、建物に設置した加速度・風速・雨量などの各種センサーやカメラのデータ
をクラウド上で一元管理できるもの。気象や地震に関するデータをリアルタイムで取得・確認
でき、風速や雨量の確認や、熱中症対策が可能だ。地震発生時には、加速度を基に算出した震
度と各階の推定被害状況を1分程度で取得でき、施設管理者は迅速に建物点検を行える。また、
各種データの中でも建物への影響が大きい風速・雨量・震度については、被害の恐れがある際
にアラートが発信される。一括管理画面では、各建物で計測される各種データの数値に応じて
各施設のマップピンが色分けして表示され、一目で複数の施設状況を判別が可能。今後同社は、
建物への大きな被害が懸念される雷などのモニタリング情報も順次追加していく予定だ。

 【総合災害モニタリングシステム「DoKo-moni」運用イメージ】 Ⓒ大和ハウス工業

 【総合災害モニタリングシステム「DoKo-moni」運用イメージ】 Ⓒ大和ハウス工業


 Ⓒ大和ハウス工業

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