設計図書をデータで15年保存する方法の
ガイドラインをJIIMAが公開
2018.01.05
公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(以下、JIIMA)は、「建築設計業務における 設計
図書の電磁的記録による作成と長期保存のガイドライン」をWebサイトで公開した。
同ガイドラインは、設計図書を電磁的記録(電子データ)により作成し、建築士法で定められ
ている15年保存を電磁的記録で行う場合の法的な根拠と方法について解説したもの。併せて
設計図書を書面で作成した場合の、スキャニングによる電磁的記録による保存の法的な根拠と
方法を解説し、電子化による業務プロセス改善やコスト削減のみならず、長期的に安定した電
子的運用を可能とするための助言も含まれている。また、建築士法上の保存対象図書には、設
計図書に加え工事監理報告書も含まれることから、工事監理報告書も同ガイドラインの対象と
なっている。
同ガイドラインは、JIIMAのWebサイトから無料でダウンロードが可能だ。