建設工事費の受注高4月分を国土交通省が公表
2020.06.10
国土交通省は6月10日に「令和2年4月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和2年4月分の建設工事の受注総額は
5兆8,315億円で前年同月比1.3%減となり、9ヵ月連続の減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆6,648億円で前年同月比1.6%減と9ヵ月連続の
減少となった。下請受注高は、2兆1,667億円で同0.7%減となり、4ヵ月連続の減少。
元請受注高のうち民間等からの受注高は2兆6,598億円で、前年同月比3.3%減少し、
公共機関からの受注高は1兆50億円で同3.2%増となり、3ヵ月連続の増加となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は1兆9,316億円で前年同月比11.7%減、13ヵ月
連続の減少。土木工事は、1兆148億円で同14.0%減、3ヵ月ぶりの減少。機械装置等
工事は、7,184億円で同100.8%増、8ヵ月ぶりの増加となった。