建設工事費の受注高10月分を国土交通省が公表
2020.12.10
国土交通省は12月10日に「令和2年10月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和2年10月分の建設工事の受注総額は
6兆4,791億円で前年同月比2.6%減となり、前月の増加から再び減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆2,481億円で前年同月比0.8%増と2ヵ月連続の
増加となった。下請受注高は、2兆2,311億円で同8.6%減となり、10ヵ月連続の減少。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆5,157億円で、前年同月比9.5%増加し、
民間等からの受注高は2兆7,323億円で同3.5%減となり2ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆4,423億円で前年同月比1.9%減、19ヵ月
連続の減少。土木工事は、1兆3,535億円で同4.0%増、2ヵ月連続の増加。機械装置等
工事は、4,522億円で同6.6%増、前月の減少から再び増加となった。