建設工事費の受注高11月分を国土交通省が公表
2021.01.13
国土交通省は1月13日に「令和2年11月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和2年11月分の建設工事の受注総額は
6兆337億円で前年同月比5.5%減となり、2ヵ月連続の減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆9,750億円で前年同月比1.8%減と3ヵ月ぶりの
減少となった。下請受注高は、2兆587億円で同11.8%減となり、11ヵ月連続の減少。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆1,684億円で、前年同月比0.4%増加し、
民間等からの受注高は2兆8,066億円で同2.8%減となり3ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆3,852億円で前年同月比4.6%減、20ヵ月
連続の減少。土木工事は、1兆2,263億円で同6.4%増、3ヵ月連続の増加。機械装置等
工事は、3,635億円で同8.2%減、前月の増加から再び減少となった。