国土交通省が2020年の新設住宅着工戸数を公表
2021.02.03
国土交通省は1月29日に「2020年(1月~12月)の建築着工統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、2020年の年間の新設住宅着工戸数は、
81万5,340戸となり、6年ぶりに90万戸を下回って、前年比としては、9.9%減となり、
4年連続の減少となった。
利用関係別に見ると、持家は26万1,088戸で前年比9.6%減少し、貸家は30万6,753戸
で前年比10.4%減少し、分譲住宅は24万268戸で前年比10.2%減少した。分譲住宅の
内訳は、マンションが10万7,884戸で同8.4%減少し、一戸建住宅が13万753戸で
同11.4%減少した。
2020年の新設住宅着工戸数は、持家、貸家、分譲住宅のすべてが減少したため、全体
として大幅な減少となった。