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慶應義塾大学らが木造金物工法建築の
情報施工支援技術の研究を開始

2021.10.14

慶應義塾大学SFC研究所は、積木製作らと共同で “木造金物工法建築における情報施工支援技
術に関する研究”を開始した同研究は同大学の池田靖史研究室がこれまで蓄積してきたヘ
ドマウントデスプレイ型の強化現実デバイスによる建築施工作業者への情報提示により、複
雑化する作業の確実性や安全性、効率性などを高める手法を具体的な木造建築の金物工法を
想定して開発するもの。木質建材の積極的利用はCO2削減の観点などから多様な建築物へとま
すます拡大していくと考えられている。その中で、木造建築では安全で迅速な施工の実現のた
金属部品による接合部の設計や組み立て手順計画などを適切に情報共有する必要性がある
同研究は、同デバイスで3Dモデルやリアルタイムの通信を駆使し、情報共有を高度化する具
体的な手法を開発する予定だ。これらの情報施工支援技術は、木造建築の高性能化や複雑化、
大規模化に対応する用途に期待できるという。

 Ⓒ積木製作

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