国土交通省が2024年の新設住宅着工戸数を公表
2025.02.06
国土交通省は1月31日に「2024年(1月~12月)の建築着工統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、2024年の年間の新設住宅着工戸数は
79万2,098戸で、前年比としては3.4%減で2年連続の減少となり、15年ぶりに
80万戸を下回った。
利用関係別に見ると、持家は21万8,132戸で前年比2.8%減少し、貸家は
34万2,044戸で前年比0.5%減少、分譲住宅は22万5,309戸で前年比8.5%減少し
た。分譲住宅の内訳はマンションが10万2,427戸で同5.1%減少し、一戸建住宅
が12万1,191戸で同11.7%減少した。
2024年の新設住宅着工戸数は、持家、貸家、分譲住宅のすべてが減少となり、
リーマンショックの翌年以来、15年ぶりに80万戸割れとなった。