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NTTファシリティーズらが対話型AI技術とBIMで
維持管理を効率化へ
2025.11.13
NTTファシリティーズとNTTドコモは、ドコモが独自に開発した対話型AIエージェント技術を
実際の建物維持管理業務で活用し、同技術の有効性を評価する共同実験を明日から開始する。
同技術は、BIMに蓄積された膨大な建物情報を、専門知識や専用ソフトの操作スキルがなくて
も自然言語での操作を可能にするもの。膨大で複雑なBIMデータを、AIが理解しやすいデータ
構造であるナレッジグラフ形式に整理し、大規模言語モデル(LLM)が、自然言語の質問から必
要な情報を正確かつ高速に検索・抽出する。また、異なる役割を持つ複数のAIが連携・協調す
ることで、曖昧な質問にも多角的な視点から精度の高い回答を導き出せる。同実験で、誰もが
チャットによる自然な会話の中でBIMデータを扱える環境を実現し、建物の維持管理における
BIMの活用の大幅な前進を図る考えだ。今後、同技術をより高度化させ、管理者やビルのオー
ナーなどもBIMデータを活用できる新しいワークスタイルの確立などを目指すという。

利用イメージ ⒸNTTファシリティーズ
























