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大型曲面部材施工に対応した材料噴射型3Dプリントを清水建設が開発
2026.01.08
清水建設は、有筋の大型曲面部材の施工に対応した材料噴射型3Dコンクリートプリンティン
グシステムを開発した。同システムは、9自由度のガントリーロボットと、噴射後の材料の挙
動を事前検証できる噴射シミュレータを組み合わせて構築したもの。セメント系材料を下方へ
押し出しながら積層していく"材料押出型"は鉄筋を積層体の中への組み込みが難しい。一方で
"材料噴射型"はプリンタの動作制御が複雑になり、造形精度を確保しづらいのが課題だった。
今回構築したシステムでは、プリンティング制御のパラメータ設定にあたり、噴射シミュレー
タを用いて最適なノズル経路や材料吐出量などを導出。プリンティングの高精度化と不良率の
最小化が図れる。同システムでは、材料押出型では困難だった鉄筋入りの構造部材や複雑な形
状の大型部材を高精度で自動造形することができる。実証試験では、下層と上層が中心部から
張り出したねじれ形状の高さ2.5mの曲面壁を4時間で造形することに成功したとのことだ。

ガントリーロボット Ⓒ清水建設

噴射シミュレーション画像 Ⓒ清水建設
























